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借金・貯金・運用投資の分かれ目とは?



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借金とは住宅ローンやカードローンなどを意味し、貯金とは銀行預金・郵貯預金・タンス預金などを意味し、運用投資とは株式投資・FX投資・不動産投資などを意味します。
一般的にはカードローンで借金を抱えている人が運用投資できる筈はなく、貯金のない人がお金の運用や株式投資・不動産投資をするにはリスクが高いと言われます。
それでは、借金・貯金・運用投資の分かれ目とは一体、何でしょうか?
借金・貯金・運用投資の分かれ目について考えます。


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借金と貯金の分かれ目とは?

借金の中でも住宅ローンは他の借金とは少し趣が異なります。住宅ローンが有りながら貯金をする人は少なくないからです。もともと、住宅ローンは長期返済が前提だからです。また、現在の様なゼロ金利時代に於いては、住宅ローンが有りながら貯金をする人は増えているのではないでしょうか?
ただ、金利が高い時の住宅ローンについては、まとまった貯金で住宅ローンを早めに返済する方が有利です。住宅ローン金利の方が各種預金金利に比べて高いに決まっているからです。

一方でカーローンや教育ローンやカードローンなどの他のローンについては、借金と貯金の併用は現実的ではありません。住宅ローンよりも借金と貯金の金利差が大きいからです。例えば、住宅ローンの金利が年率1%~3%程度に対して、カードローンの金利は年率15%と法外です。一方で国内の銀行に貯金した場合に受け取れる利息は、多い物でも0.1%程度と一桁少ないのです。
なので、貯金を考えるよりは借金を無くすことが先決で、借金を無くさなければ貯金をしても無意味ということになります。


借金と運用投資の分かれ目とは?

現実的に借金がありながら投資をする人は少なくありません。ただ、大事なことは借金と投資する場合の金額の割合です。
例えば、貯金がゼロの人が全額借金で株式投資を行うのは無謀としか言えませんが、
1,000万円の自己資金を株式投資に注ぎ込み加えて借金500万円で追加の投資を行うというのはアリなのです。
したがって、借金と運用投資の分かれ目とは借金と投資額を差し引いて自己資金が残る状態が正常と言える筈で、差し引きで借金が残る状態は異常でリスクが髙過ぎることになります。

リーマンショック級の暴落に襲われた時に、全額自己資金で運用している場合は塩漬にして待つこともできますが、全額借金で運用している場合は自己破産を考えなければならない状況に陥ります。
もともと、投資は資金力のある人が圧倒的に有利な仕組みになっています。
例えば、Aさんが200万円・Bさんが100万円のお金を持っているとして、それぞれ株価100万円の株を1株購入したとします。
そして、その株価が150万円に上がった場合はともに50万円ずつ儲かります。
しかしながら、株が50万円に値下がりした時はAさんとBさんが置かれる状況は違ってきます。Aさんは残りの100万円であと2株を追加購入できますが、Bさんは資金が無いのでただただ株価の回復を待つほかありません。
その結果、Aさんは仮にその株が75万円まで持ち直せば25万円の利益を得ることができますが、Bさんは25万円の損失となりこのプラスとマイナスの差は歴然です。
つまり、余裕資金が有る投資家と無い投資家の差が出たと言えます。


貯金と運用投資の分かれ目とは?

加えて、投資については時間と情報も重要な要素となります。
ITの進化によるプログラム売買で株式相場は1秒間にとてつもない回数の取引を行なっています。したがって、絶えず変動する相場の動きをチェックするだけの時間がなければ、投資を成功させるのは難しくなっています。
もう1つは情報ですが、今やネットを通じて様々な情報を得ることができます。
しかしながら、ネットの情報は能動的に検索しなければ何も得ることはできません。受け身で得られるネット情報は玉石混交の情報でフェイクニュースも少なくないからです。また、金融機関や機関投資家からの銘柄情報や投資信託の情報は、自社の金融商品の宣伝に過ぎない情報が多く手数料も高いのが通常です。

さらに、ネットや電話を通じて推奨される金融情報にはマユツバ情報が少なくありません。また、もっと酷いのは詐欺情報や詐欺まがいの情報です。
筆者のフリーメールには毎日の様に以下の様なメールが届けられます。
「FXで月間100万円の利益が出るソフト」
デイトレードで1日5万円の利益確定」
「アンケートに答えるだけで5万円の謝礼」
これらのメールはNTTやソフトバンクの社名に似た社名から送信されていますが、絶対にメールを開封してはいけません。
100歩譲って本当にこの様なソフトやノウハウがあるのなら、どうして見ず知らずの人にメールで奨める必要があるのでしょうか?コッソリ自分だけで儲けるのが人間のエゴイズムというものです。

つまり、貯金と運用投資の分かれ目を考える上で、最も大きな違いはリスクの度合いが違うことです。銀行などの金融機関に貯金する場合のリスクは銀行などの倒産リスクしかありません。しかも、現在は銀行などが倒産した場合のリスクに備えてペイオフ制度が整っています。ペイオフ制度により1金融機関当り1,000万円までの預金は国が保証しています。したがって、億単位の預金をする人は10以上の金融機関に分散投資すればリスクは無くなります。
一方で、運用投資のリスクは様々です。
基本的に預金以外の債券投資・株式投資・FX投資・IPO投資などは価格変動リスクがあります。また、外国債券や外国株式は為替変動リスクも考えなければなりません。
加えて、外国債券や外国株式は現地の国や金融機関などの債務不履行リスクが加わります。例えば、ギリシア国債に投資したとしますと、ギリシア国債の価格変動リスク・ギリシア国債債務不履行リスク・円とユーロの価格変動リスクがある訳です。
これらが貯金と運用投資の大きな分かれ目となりますから、特に、運用投資を行う場合は上記のリスクを十分に理解する必要があります。
他人に言われるままに貯金から運用投資に踏み込むことは、上記の様なリスクを抱え込むことになるのです。


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