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いつから銀行カードローンは即日融資できなくなったのか?



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あれだけネットやテレビコマーシャルで即日融資を強調していた銀行カードローンですが、いつの間にか即日融資や総量規制対象外ということを言わなくなっています。
特に、メガバンク3行の変わり身の早さには驚かされます。そこで、本項では現状の銀行カードローンの審査期間や融資スピードの実態を探ります。


クレジットカードのキャッシング - 消費者金融やカードローンと何が違う?
https://news.mynavi.jp/article/20180818-679997/


最大手の3大メガバンクは2017年10月からカードローンの自主規制を始めていた

 

実は最大手の3大メガバンク三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行は、既に2017年10月からカードローンの貸付上限金額を自主的に減らしています。
あれだけネットやテレビコマーシャルで総量規制対象外を強調し、実際には「年収の3分の1や2分の1まで」を遥かに超える金額を融資していたメガバンクがです。
中には年収を超える融資を行なっていた銀行や、収入のない人に融資を行なっていた銀行もありましたが・・・。
ところが、3大メガバンクは2017年10月から手のひらを返した様に、実質的に貸付上限金額を「年収の3分の1まで」としています。

また、即日融資についても同様です。これまではネットなどの広告の一番目立つところに「即日融資」や「最短即日」などの文言が目立ちましたが、現在はこれらの文言は全て削除されています。また、審査に於いてこれまでなかった対応として、警察庁データベースへの情報照会が義務付けられています。この警察庁データベースへの情報照会には1日~2日掛かると言われており、これを加えると銀行カードローンの審査は2日~3日掛かると考えられます。
したがって、現在の銀行カードローンにとっては「即日融資」は夢のまた夢なのです。


銀行カードローン自主規制の背景

 

この様な銀行カードローン自主規制の背景として考えられることの1つ目は、2016年に個人の自己破産申請件数が13年ぶりに増加に転じたことです。
それまで減少トレンドが続いていた個人の自己破産申請件数ですが増加に転じた要因としては、2016年3月の時点で貸付残高が消費者金融会社とクレジットカード会社の合計を上回った銀行カードローンが考えられました。
また、自主規制の背景として考えられることの2つ目は、2017年4月に日本弁護士連合会が銀行業界に「カードローン過剰融資」を控えるように意見書を出したことです。
つまり、2016年の時点で銀行カードローンに対する風向きは完全にアゲンストになっていましたが、2017年4月の日本弁護士連合会の意見書が決定打になったと考えられます。


銀行カードローン自主規制の内容

 

2017年4月の日本弁護士連合会の意見書を受けて全国銀行協会は、「過剰な宣伝や勧誘を行わない」「カードローン審査をしっかり行い貸出後もチェックを怠らない」の2点を各銀行に通達しました。その結果、「過剰な宣伝や勧誘を行わない」ことの具体策として、公式サイトやテレビCMで「総量規制対象外」や「即日融資」などの表現を削除すること、また、「ご利用は計画的に借り過ぎにご注意」といった文言を広告などに含めることに加えてテレビCMの時間帯変更がなされました。
「カードローン審査をしっかり行い貸出後もチェックを怠らない」の具体策としては、
実質的に融資上限を年収の3分の1以下にすること、年収証明書必要条件を200~300万円から50万円に引き下げることが実行されています。
また、警察庁データベースへの情報照会が義務付けられていることは既に述べました。


銀行カードローンの現状

 

その結果、現在の銀行カードローンの運用は以前に比べると相当、慎重に行われています。まず、「過剰な宣伝や勧誘を行わない」ということで、銀行カードローンが総量規制の対象外のカードローンであるということを強調しなくなっています。
特に、「総量規制対象外」や「即日融資」などの文言を使わない様に徹底しています。
また、「カードローン審査をしっかり行い貸出後もチェックを怠らない」ということで、申込者の前年度の収入を証明する書類の提出を50万円程度の貸出額の顧客にも求めています。さらに、警察庁データベースへの情報照会が義務付けられたことで、実質的に「即日融資」は不可能になっています。
つまり、銀行カードローンはこれらの自主規制を徹底することで、総量規制が銀行カードローンに及ぶ事態を避けようとしています。

現状、申込者が最も気になる審査にかかる時間や融資のスピードは以下の通りと考えられます。三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行メガバンク3行のカードローン審査結果は最短で翌営業日と見られますから、融資の実行も最短で翌日か翌々日になると考えられます。(全て営業日ベースで土日祝日は除く)
また、イオン銀行オリックス銀行などの独立系の銀行のカードローンの場合、審査結果が出るまで2日~3日・融資実行まで2日~3日かかると考えられます。
一方、セブン銀行ソニー銀行などのネット銀行のカードローンの場合、既に預金口座を持っている申込者については審査が即日で終了し最短即日で融資できるケースも無きにしも非ずの感じです。只、同じネット銀行でも楽天銀行カードローンの審査結果は最短翌日となっていますから、ネット銀行の対応も分かれていると考えられます。


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