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今さら聞けないカードローン審査の重要ポイント



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ローンには住宅ローンやリフォームローン・自動車ローン・教育ローン・カードローンなどがありますが、審査の基本的な流れと重要なポイントに業者ごとの大きな違いはありません。そこで、本項では改めてカードローンの審査の重要なポイントについて考えます。併せて、最近、変化の見られる銀行カードローンの審査についても説明します。


住宅ローン 審査のポイントは?どれくらいかかる?何が問題になる?
https://zuuonline.com/archives/182938


全てのローンには申込条件がある

 

まず、ローンの審査の前提条件として、住宅ローンやカードローンなど全てのローンには申込条件が設定されています。つまり、この申込条件を満たさない場合は申込を行なっても審査にパスできないと言っている訳です。
例えば、代表的な住宅ローンである「フラット35」の利用条件は、「申込時の年齢が満70歳未満の方(親子リレー返済をご利用の場合は満70歳以上の方も申込み可)・
日本国籍の方または永住許可を受けている方または特別永住者の方」となっています。
また、メガバンクトップの三菱UFJ銀行の住宅ローンの申込条件は、「日本国籍のお客さままたは永住許可等を受けている外国人のお客さま・満20歳以上満70歳未満(完済時満80歳未満)で三菱UFJ住宅ローン保証または全国保証の保証を受けられるお客さま・
団体信用生命保険にご加入が認められるお客さま」となっています。
さらに、中堅銀行である新生銀行の住宅ローンの申込条件は、「新生総合口座パワーフレックスを開設していること、または、お申し込みと同時に新生総合口座パワーフレックスを開設されること・お申込時の年齢が20歳以上65歳以下でかつローン完済時の年齢が80歳未満であること・団体信用生命保険への加入資格を有すること・連続した就業2年以上かつ前年度の税込年収が300万円以上の正社員または契約社員であること・
自営業の方については業歴2年以上かつ2年平均300万円以上の所得(経費控除後の金額)を有すること・日本国籍または永住許可を有すること」となっています。

つまり、公的な要素の強い住宅ローンである「フラット35」の利用条件は年齢と国籍だけで対象が広いイメージですが、民間銀行トップの三菱UFJ銀行の住宅ローンの申込条件は年齢と国籍に加えて、系列住宅ローン保証会社の保証を受けられることと団体信用生命保険に加入が認められることを条件にしています。
さらに、中堅銀行である新生銀行の住宅ローンの申込条件は、それらに加えて連続した就業2年以上かつ前年度の税込年収が300万円以上の正社員または契約社員という条件も付けています。したがって、これらのローンの申込条件を正確に理解すれば、おおよその審査のポイントが見えてきます。


カードローンの申込条件

 

それでは、銀行カードローンや消費者金融会社カードローンの申込条件はどうなっているのでしょうか?
同様にメガバンクトップの三菱UFJ銀行カードローンの申込条件は、 「年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人・原則安定した収入があること・保証会社アコム(株)の保証を受けられること・外国人は永住許可を受けている方が対象」となっています。また、大手消費者金融会社アコムの申込条件は、「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方・当社基準を満たす方」とシンプルです。
同プロミスの申込条件も「20歳以上69歳以下・主婦や学生でもパート・アルバイトなど安定した収入のある方は審査のうえ利用が可能」とシンプルです。
つまり、住宅ローンの申込条件に比べてカードローン各社の申込条件は、非常にシンプルな内容となっていることが解ります。
これは、基本的に住宅ローンは対象物件を担保にしますので比較的、門戸を解放しているのに対して、銀行カードローンや消費者金融会社カードローンは無担保で保証人も不要ですから、個別審査をきっちり行う必要があるということです。
したがって、銀行カードローンや消費者金融会社カードローンは申込条件のハードルは低いですが、むしろ審査の中身は住宅ローンよりもはるかにシビアな中身となっています。


カードローン審査は3段階と考えれば解り易い

 

一般的にカードローン審査は3段階と考えれば理解し易いと言えます。
審査の3段階とは書類審査と個人信用情報機関のチェックと審査担当者による審査です。通常、書類審査と個人信用情報機関のチェックは同時並行で行われますが、個人信用情報機関のチェックで問題が出て来た場合は審査は打ち切られ審査は不合格となります。どの業者でも書類審査で必ず記入する項目としては、まず、申込者の個人情報である氏名・生年月日・性別・住所・携帯番号・固定電話番号・メールアドレス・運転免許証の有無などです。
また、住居・家族について持ち家か賃貸か・子どもの有無などに加えて、 勤務先情報として勤務先名・勤務先住所・電話番号・規模・勤続年数・雇用形態・役職・年収などは必須です。

この様な書類審査と個人信用情報機関のチェックを通過した申込者は、次の審査担当者による審査に移ります。ここでは、まず、勤務先への在籍確認が行われます。
在籍確認が終わると希望借入額と他社借入額は必ず聞かれ、運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカード・在留カードなどの本人確認書類と収入証明書類である源泉徴収票・所得証明書・税額通知書・確定申告書・給与明細書などの提出が求められます。もともと、消費者金融会社は総量規制がありますから年収の3分の1を超える融資はできませんが、昨年来、銀行カードローンも自主規制で実質的に年収の3分の1を超える融資は控えています。したがって、収入証明書類の提出は重要な要素となります。


カードローン審査の大事なポイントとは?

 

言うまでもないことですが利用者が自由にカードローン業者を選べる様に、カードローン業者も顧客を選ぶことができますし顧客ごとに金利や融資上限額を変えることができます。つまり、カードローン審査に於いては、審査を通すか落とすかは全てカードローン業者の判断に委ねられているということです。また、審査のポイントは金融情勢によっても変化します。
したがって、カードローン審査の結果やカードローン審査に落ちた理由を問い合わせても、カードローン業者は利用者に答えてくれません。
結局、カードローンを希望する利用者にできることはそれぞれの業者の審査に誠実に対応するしかありませんが、できる範囲でそれぞれの業者の審査にプラスになる様な対応をするしかありません。

その上でカードローン審査の大事ポイントの1つ目は、融資希望額を融資の上限金額である年収の3分の1までに抑えることです。現在、総量規制により消費者金融会社カードローンの融資上限金額は申込者の年収の3分の1までに抑えられていますし、銀行カードローンも自主規制で融資上限金額を申込者の年収の3分の1までに抑えています。したがって、どんなに収入が多くてもこの上限金額を超えた融資はできません。
審査の大事なポイントの2つ目は勤務先と収入です。
カードローン業者から見ますと融資した資金を安定的に返済して貰うには、申込者の安定した収入が長く継続できることが重要です。つまり、雇用が不安定な契約社員やフリーターよりも正社員で役職がある人の審査が有利になります。
また、勤務先は中小企業よりも大企業や役所の方が安定していると判断されます。
審査の大事なポイントの3つ目は住居です。当然のことながら賃貸よりは持ち家の信用度が高く、賃貸でも居住年数が長いほど信用度が高くなります。
審査の大事なポイントの4つ目は家族構成です。家族構成は妻帯者や扶養家族が多いほど安定した生活を送っていると判断されます。

多くのカードローン業者はこれらをポイントとして積み上げ、加算されたポイントによりスコアリング判定しています。したがって、申込者の審査スコアにより審査に通るか落ちるかが判断されますが、加えて最終的なポイントのスコアリング判定により信用力が高いとみなされた人は、より低い金利で高い上限金額が設定されます。
一方、スコアリング判定により信用力が低いと判断されれば、最も高い金利で低い上限金額が設定されることになります。
そのために銀行や消費者金融会社のカードローン金利は、4%~18%と言うように大きな幅が設定されています。只、4%~7%程度の低い金利が設定される人は審査スコアが高い極々一部の人で、大部分の普通のスコアの申込者は15%前後の高い金利が設定されることになります。

次はどのカードローンの返済を目指すか?
http://www.irukasan.com/entry/2018/08/07/075257