借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

借金は多いが収入も多い人は任意整理で借金を有利に完済できる



↑ブログランキング参戦中!順位をチェックしてみる

知識として知ってはいるものの、いざとなると直ぐには債務整理手続には踏み切れないものです。一般的に債務整理手続は弁護士や司法書士に依頼する手続ですが、もともと弁護士や司法書士に関わった経験がない人が大半ですから、一体、どの弁護士や司法書士に依頼すれば良いのか、また、費用はいくら掛かるのかなどの不安要素が多いのです。さらに、「任意整理が家族や勤務先にバレることはないのか?」なども心配で、
結局、現状を変えることができずに高い金利と解っていながら決められた返済を仕方なく続けている人が多いのです。実際にこの様な人は全国に数十万人規模でいると考えられます。
そこで、今回は以下の事例に基づき任意整理を行なうとどの様なことが想定されるのか、また、どんなメリットがあるのかを具体的に考えてみたいと思います。


30歳男性 月収47万円も借金400万で「結婚に踏み切れない…」
https://moneyforward.com/media/life/60891/


今回は以下の相談者のプロフィールに基づいて任意整理を考えてみます。

男性        30歳・独身
職業        会社員
手取りの月収    47万円
貯金        30万円
負債       400万円(カードローン200万円・リボ200万円)

手取り月額収入   47万円

支出の内訳
家賃        11万円
食費         5万円
水道光熱費           1万円
通信費                  3万円
交際費                  6万円
趣味・娯楽費       3万円
奨学金返済          3万円
カードローン等返済7万円
その他生活費       4万円
生命保険終身       3万円
医療・がん保険    1万円


マネーセーブ改善の余地は4つもある

 

この相談者のプロフィールから改善の余地があると考えられるのは以下のポイントです。
1つ目は貯蓄の30万円は何の意味もありません。
直ぐに、カードローンの返済に充当し200万円を170万円に減らすべきです。あるいは、せっかくの貯金ですから債務整理の費用に充当するという手も考えられます。もし、思いもしない急な出費があった場合は、既存のカードローンやクレジットカードでいつでもキャッシングできるからです。

2つ目は独身一人暮らしにしては家賃11万円は高い部類です。
少し狭い部屋か3駅程度遠い場所に引っ越せば2万円~3万円は軽減できる筈です。

3つ目は食費5万円+交際費6万円+趣味・娯楽費3万円の合計14万円は贅沢です。
独身男性で交際費が掛かるのは仕方がないとしても、何も予定が無い時は自炊するなどして食費+交際費+趣味・娯楽費合計で10万円程度に収めたいところです。

4つ目は30歳の独身男性としては生命保険終身3万円は高すぎます。
恐らく貯蓄性の高い生命保険に加入していると考えられますが、現状では掛け捨ての生命保険1万円程度で万が一の備えは十分と言えます。まずは借金を返済することが先決で借金が無くなれば貯蓄はいくらでもできるからです。


ノーマネーデーを作るのも1つの手となる

 

また、独身男性がお金を節約する術として有効なのは、週に2日ほどノーマネーデーを設けることです。ノーマネーデーとは現金は勿論のことクレジットカードなども一切、使わない日を意味します。特に、独身者に限らずファミリー世帯も週末に出費することが多い訳ですから、お金を使った後でセーブするという意味で週前半にノーマネーデーを設ける人が多い様です。
例えば、月曜日と水曜日をノーマネーデーに決めた場合は、当然、ランチは弁当ということになりますし、家に帰れば自炊しておとなしく就寝するということです。
また、ノーマネーデーを周囲に宣言することで上司が奢ってくれる機会が増えるかもしれませんし、ノーマネーデーの有言実行の歯止めにもなります。
さらに、週前半にノーマネーデーを持って来ることでマネーセーブに加えて健康維持にも役立つと考えられます。


今回の相談者には任意整理手続が最適と考えられる

 

そもそも、任意整理手続とは最も入口の債務整理手続ですが、和解交渉により以後の債務返済方法を決める点に大きなメリットがあります。多くの場合、任意整理手続は取引開始時にさかのぼって利息制限法の上限金利(15~20%)に金利を引き下げて再計算することにより、借金を減額した上で原則として金利をカットし元本のみを3年程度の分割で返済する内容の和解を貸金業者と結びます。
そして、以後、この和解内容に従って返済を続けることで借金を整理する手続きです。
その場合の和解交渉によっては金利カットに加えて元本のカットを勝ち取るケースも出ています。
つまり、任意整理手続は裁判による自己破産手続や民事再生手続などのデメリットを避けながらも、上記の引き直し計算や金利のカットなどでそのまま返済を続ける場合に比べて実際に返済する金額を減額することができるというメリットがあるのです。
特に、今回の相談者は負債が400万円(カードローン200万円・リボ200万円)もありますが、一方で毎月の手取り月収は47万円ありますので金利カットや元本カットにより借金を減額すれば完済も夢ではありません。


任意整理のメリット

 

もともと、和解交渉による任意整理は弁護士や司法書士に依頼せずに債務者自身が行なうこともできます。しかしながら、実際の和解交渉の現場を見ますと、銀行や消費者金融会社などの和解交渉の担当者は海千山千の交渉を潜り抜けたベテラン担当者ばかりで、中には弁護士や司法書士資格を持つ人も少なくありません。
その様な交渉現場に素人が挑んでも足元を見られるだけで得る物は少ないでしょう。
一方で名の通った債務整理手続専門の弁護士事務所や司法書士事務所については、銀行や消費者金融会社などの和解交渉の担当者が一目置いており事務所名だけで元本の減額に応じる場合もあるということです。
つまり、任意整理には金利カットや元本カットのメリットがありますが、それらのメリットを得る上でも債務整理手続専門の弁護士事務所や司法書士事務所に依頼する必要があるのです。また、任意整理には裁判による自己破産手続や民事再生手続などの様なペナルティーはありませんので、しっかりと情報管理すれば家族や勤務先に知られることなく債務整理手続を行なうことができます。
したがって、任意整理は今回の相談者にも最適な債務整理手続と考えられます。


債務整理手続専門の弁護士や司法書士の見つけ方

 

債務整理手続を考えた場合に最も重要なことは、債務整理手続専門の弁護士や司法書士を見つけることです。有効な債務整理手続専門の弁護士や司法書士の見つけ方の手順は以下の通りです。

①ネットで債務整理手続専門の弁護士や司法書士を検索する(事務所の比較サイトなどが多数あります)
②その中から最適と思われる2~3の事務所を選ぶ
③それらの事務所の無料電話相談に電話して感触を探り疑問点を質問する
④最適と思われる事務所にアポを取り面談して最終確認する
⑤問題が無ければ正式委任手続に入る

上記の手順の注意点としては以下のポイントが重要です。
①弁護士や司法書士の経歴やプロフィールが示されているのか。
②費用(分割払いを含めて)が明確にホームページや文書で示されているのか。
③手続の手順や所要日数が示されているのか。
④ゆっくり相談できる雰囲気があるのか。

これらのポイントに気を付けてカードローンやクレジットカードの返済に困っている人は、1日も早く債務整理手続に入ることをお奨めします。


スルガ銀不正融資事件が「日本版サブプライム問題」に発展する懸念
https://diamond.jp/articles/-/170678?page=5