借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

借金が増える心理的な背景とカードローン業界が儲かる巧妙な仕組み

大なり小なり借金が減らない人には共通の心理的な背景が見られます。
また、銀行カードローンや消費者金融会社カードローンに加えてクレジットカード業界には、業界が儲かる驚くべき巧妙な仕組みが存在します。つまり、それほど無節操な生活をしない人でも、借金の蟻地獄に落ちる人が増えているのが現実です。
そこで、借金が増える心理的な背景と業界が儲かる驚くべき仕組みを知ることで、少しでも借金の蟻地獄に落ちる人が減ることを祈るばかりです。


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借金が増える心理的な背景を考える

 

借金依存症と借金癖とは?
例えば、銀行預金が100万円とクレジットカードのキャッシング枠が100万円あるとします。正常な金銭感覚の持ち主であれば自分が自由に使えるお金は預金の100万円だけと考えますが、借金を繰り返す人は自分が自由に使えるお金は預金の100万円+クレジットカードのキャッシング枠100万円と考える傾向が見られます。
したがって、正常な金銭感覚の持ち主は100万円の預金の半分以上を簡単に使うことはありませんが、借金を繰り返す人は「いざとなればクレジットカードのキャッシング枠が100万円あるから」という理由で100万円の預金を簡単に使い果たしてしまうのです。
また、多重債務に陥った人に言わせますと「新たな借入先が見つかった時はホッとした」と言うのです。
例えば、300万円のカードローンの返済に困った時に、新たに限度額100万円のカードローンの審査にパスした時に「ホッとした」という訳です。
通常、正常な金銭感覚の持ち主であれば300万円のカードローンに加えて、新たに限度額100万円のカードローンを作れば「ゾッとする」筈なのです。つまり、この段階で既に借金を繰り返す人は「借金依存症・借金癖」に陥っていると言えます。

毎月の収支の管理と目標管理をしたことがない
この様な「借金依存症・借金癖」に陥った人の生活を遡ってみますと、そもそも、毎月の収支の管理や目標管理とは全く無縁の生活を送ってきたことが解ります。
つまり、毎月の収入金額は知っているにしても支出項目別の金額は全く知らない人が大部分で、勿論、家計簿や金銭出納帳などを付けたことは皆無なのです。
中には預金通帳を全く記帳したことが無い人も目立ちますが、要するに全く無計画にお金を使いながら生活してきた訳です。したがって、お金に対する管理や目標設定は全くなされていませんから、お金を貯めることもできないばかりかいずれは借金生活に足を踏み入れることになります。


カードローン・クレジット業界が儲かる仕組み

 

法外な高金利のカードローン
一方で銀行や消費者金融会社・クレジットカード会社などの業界が儲かる仕組みは非常に巧妙です。まず、第一にゼロ金利時代に入って久しい現在に於いても、カードローンの適用金利は法外な高金利が続いています。確かに最近になりカードローン適用金利の最低金利は下がっています。しかしながら、この最低金利の下げは見せかけに過ぎず、
年率5%~6%程度の優遇金利が適用されるのは極々一部の大手顧客に過ぎません。
未だにキャッシング枠が100万円以下の大部分の顧客は年率15%前後の法外な金利を払い続けています。
もともと、カードローンは無担保かつ簡単な審査で資金を貸し付ける金融商品ですから、ある程度、貸し倒れが増えることは想定されていました。
そのことがカードローンに高い金利が許される根拠となっている筈ですが、ゼロ金利で銀行や消費者金融会社の資金コストが大きく下がっている筈なのにカードローンの貸し出し金利には全く反映されていません。つまり、本来、銀行や消費者金融会社が負担すべきコストを利用者が支払っている様なものなのです。

カードローン業界はリボ払いでボロ儲け
カードローンのキャッシングに於いて、本来、借入額が増えれば正比例して返済額が増えるのは当たり前のことでした。それまでカードローンの借入残高が50万円の人が100万円になれば、毎月の返済額も倍になったものです。返済期間を長くすれば別ですが、カードローンの返済期間は借入額の増加で長くなる訳ではありません。
ところが、リボ払い=リボルビング払いはカードローンやクレジットカードなどの返済について利用者ごとの月額返済限度額をあらかじめ決めておき、利用者はその限度内でカードを使用できます。つまり、返済回数は決めずに月々一定額または残額に対する一定割合額などの形で返済します。
したがって、カードローンやクレジットカードの借入総額が増えても月額の返済額は変りませんが、自動的に返済期間が長くなると言うことになります。つまり、返済期間が長くなることで金利が増大し、利用者の金利と元金を含めた返済総額は増えてしまいます。通常、リボルビング払いの手数料は年15%程度であり、元本以外に手数料の返済が重くのしかかるケースが目立ちます。この様なリボ払い制度はカードローン・クレジット業界が儲かる巧妙な仕組みに他ならず、2008年の世界同時不況後に日本ではクレジットカード決済手段を一括返済からリボルビング払いへ変更するケースが増え始めました。


借金返済に困ったら債務整理手続を早くやるしかない

 

ここまで述べてきた様な借金が増える心理的な背景に加えて、高金利やリボ払いなどのカードローン・クレジット業界が儲かる巧妙な仕組みの中で、借金の蟻地獄に落ちた人々を救う手立ては債務整理手続を早くやることしかありません。
賃金が伸びない現代社会の中で年率15%前後の高金利のカードローンを完済できる人は稀ですので、多くの借金の蟻地獄に落ちた人々は弁護士や司法書士などの債務整理手続の専門家に相談するのが早道なのです。
個人が交渉しても銀行や消費者金融会社などの業者が金利の引き下げや元金の減免に応じることはありません。
しかしながら、蛇の道は蛇で弁護士事務所名や司法書士事務所名を伝えただけで、銀行や消費者金融会社などの業者は交渉の席についてくれます。
なぜなら、債務整理手続に精通した弁護士や司法書士と交渉しても、勝ち目が無いことを彼らは知っているのです。仮に和解交渉が決裂し裁判になったとしても、多くの場合は債務整理手続に精通した弁護士や司法書士が負けることはありません。
現在の貸金業法銀行法は借り手の保護を基本としているからです。

したがって、カードローンやクレジットカードの返済に行き詰まった場合は、迷うことなく債務整理手続を選んだ方が良いのです。ただ、弁護士や司法書士なら誰でも良い訳ではなく、債務整理手続に精通した腕利き弁護士や司法書士に依頼しなければ意味がありません。
この様な債務整理手続に精通した腕利き弁護士や司法書士はネット検索で見つけることができますが、大事なポイントは債務整理手続に特化している弁護士や司法書士を選ぶことです。カードローンやクレジットカードの返済に行き詰まっているのにグズグズしていると、年率15%前後の法外な高金利で債務残高が増えるだけなのです。


年間約200万借金返済してるけど、これは前進なのだー!
http://www.pojihiguma.com/entry/shakkin-heisai-zensin