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やっと、銀行カードローンの増加に陰りが見えてきた



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カードローンやクレジットカードのキャッシングは百害あって一利なしですが、
やっと、銀行カードローンの増加に陰りが見えてきました。
日銀が5/20に発表した主要銀行貸し出し動向アンケート調査によりますと、1~3月期の個人向け消費者ローンの資金需要判断指数は2011年10~12月期以来、6年3カ月ぶりに前期比でマイナスになりました。只、その分の資金需要がどこに向かったのかが心配になりますが、カードローンに頼らない資金調達法について考えます。


消費者ローン需要、一部で減少=1~3月期-日銀調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042000544&g=eco


貸出残高上位50位までの金融機関別で見れば減少と回答したのは4金融機関にとどまる

 

日銀が20日発表した主要銀行貸し出し動向アンケート調査で、1~3月期の個人向け消費者ローンの資金需要判断指数が前回調査(2017年10~12月期)から5ポイント低下しマイナス3となりました。指数がマイナスになったのは2011年10~12月期以来、6年3カ月ぶりとのことです。只、調査対象とした貸出残高上位50位までの金融機関別で見れば、
「減少」「やや減少」と回答したのは計4金融機関と一部にとどまったということです。つまり、現状に於いては調査対象の銀行の中で数の上では減少が上回ったことを意味しますが、上位50位までの大手金融機関に於いては減少は一部に留まっており中堅以下の銀行の減少が先行している様です。
したがって、銀行カードローンの貸し出し残高が減少しているのかどうかや、消費者金融会社などを含めたカードローンの全体像は解りません。

この背景にはカードローンの過剰融資問題を受け銀行が貸し出し姿勢を厳しくしたことがあるとみられ、メガバンクのゴールデンタイムのテレビコマーシャルの自粛や現場での審査の運用の厳格化が影響していると考えられます。
特に、これまで銀行は貸金業法の総量規制の対象外となっていましたが、銀行カードローンの審査の運用も総量規制の考え方である貸し出し残高の上限を年収の3分の1までにするなどが効果を上げ始めていると言えます。
只、昨今の超低金利下に於いてもカードローンの適用金利は、圧倒的に利用者数の多い100万円以下のキャッシングに限ると年率15%前後の法外な金利となっています。
したがって、ゼロ金利政策と人口減少という中で構造的に儲からない銀行ビジネスですが、ここは銀行法の精神に立ち戻り率先して銀行カードローンの金利を引き下げて欲しいものです。


カードローンに頼らない生活資金の回し方を考える

 

2015年に金融庁が発表した調査書によりますと、「最近3年以内に借入申し込みをした」のは調査対象者のうちの8.7%ということです。つまり、日本の人口1億2,000万人から子供1,100万人を差し引いた1億900万人を成人人口としますと、「最近3年以内に借入申し込みをした」人は実に948万人に上ることになります。
また、株式会社ジェーシービーがクレジットカードの保有および利用の実態について調査した「クレジットカードに関する総合調査2016年」によりますと、クレジットカードの保有率は84.2%で保有者一人あたりの平均保有枚数は3.2枚となりました。したがって、クレジットカードの保有者数は実に9,177万人に上ります。
この調査から言えることは少なくとも「最近3年以内に借入申し込みをした」948万人と、クレジットカードの保有者である9,177万人はサービスを先取りする生活を楽しんでいるということです。
つまり、カードローンのキャッシングやクレジットカードでショッピングや旅行を楽しみ、サービスを楽しんだ後で、毎月、分割で返済したりボーナスで一括払いするなど後払いの生活をしているのです。確かに人口が増加し経済が成長を続ける世の中に於いては、この様な生活資金の回し方は便利でスピーディーな生活スタイルだったと言えます。

しかしながら、現在の日本は既に人口減少社会に突入しており、経済成長はプラスを維持するのがやっとというのが正直なところです。つまり、個々の生活に於いては将来の給料が増えることは期待できない社会に突入しており、カードローンやクレジットカードに頼る生活スタイルは既に時代遅れになっていると気付くべきです。
仮にカードローンやクレジットカードに頼る生活スタイルを続けたとすれば、やがてカードローンの返済やクレジットカードの支払いに困る人が増え、その内の数パーセントの人が多重債務に陥り自己破産に至るのです。


カードローン以外で個人ができる資金調達法

 

したがって、生活スタイルを変えてカードローンやクレジットカードに頼らない生活が求められますが、そのポイントはサービスの先取りを求めないでお金が溜まるまで待つことです。つまり、旅行に行く場合は積立を行ない旅行資金が貯まってから旅行に行けば良いのです。また、何かを購入したい時でもローンを組んで先に買うのではなく、
購入代金を貯めてから買う本来のスタイルに戻せば良いのです。

只、生活資金の補てんや急病などで、どうしても急にお金が必要になる場合も多いのが現実の生活です。その様な時にはカードローン以外で個人ができる資金調達法を考えてみては如何でしょうか?例えば、貯蓄型の生命保険であれば生命保険を担保に保険会社から資金調達することができます。保険を解約する方法と一時的にキャッシングする方法が用意されています。
また、勤務先の社員融資制度を利用する手も考えられますし、恥を忍んで親兄弟や義理の親兄弟・友人・上司などに頭を下げる方法もあります。
さらに、国の年金担保貸付制度や市区町村の生活福祉資金貸付制度もあります。
これらは手続に少し時間が掛かりますが、何しろ金利が銀行カードローンの10分の1程度の低金利です。直ぐにカードローンに走らずこの様な資金調達法も考えてみては如何でしょうか?


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