借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

貯金の無い人はカードローンとクレジットカードを使う資格が無い

誰もが簡単にカードローンやクレジットカードを作れる時代ですが、果たしてカードローンやクレジットカードが全ての利用者の為になっているのでしょうか?
それは、はなはだ疑問だと言わなければなりません。
つまり、便利でメリットがある筈のカードローンやクレジットカードを使い続けた結果、転落の人生を歩む人が少なくないからです。「あの時、カードを作らなければ」と後悔している人も多いのです。
そこで、カードローンやクレジットカードを使う必要の無い人や、使う資格が無い人について考えます。そのことが、カードローンやクレジットカードの正しい使い方に繋がる筈だからです。


カードローン依存で人生自体が赤字になる?
https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-27770/


人は何故カードを使うのか?

 

カードローンのカードは別ですが、以前はクレジットカードを持つことは1つのステータスを示しました。例えば、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードやダイナースクラブプレミアカードは、最上級のステータスを示すブラックカードで以下プラチナカード・ゴールドカード・一般カードと続きます。この様なクレジットカードのステータスは取得の難易度や年会費・イメージに反映されています。
つまり、ブラックカードを取得するためには勤務先や年収に加えて利用額の積み重ねが必要ですから、それらがステータスとして評価された訳です。
しかしながら、現在は格差の拡大で確かに富裕層に於いては以前のステータスが存在しますが、一般の人々にとっては誰がどのカードを持っているかは余り関心事ではなくなりつつあります。むしろ、若手のビジネスマンがプラチナカードやゴールドカードを持っていると、「あの人、大丈夫なの?」と思われてしまいます。

カードを使うもう1つの理由は、やはり、個人的な資金繰りです。例えば、給料日までの生活費が無くなり一時的にカードローンでキャッシングする様な資金繰りと、欲しい物を買うためにクレジットカードを使い支払いを先延ばしする使い方です。しかも、クレジットカードを使えばポイントが付くので更にお得という訳です。
加えて、現金に比べてクレジットカードは安全性が高いと言えます。紛失や盗難にあった時に現金はパーですが、クレジットカードは直ぐにカードの使用を止めることができます。また、同様にショッピング保険が適用になる場合もクレジットカードのメリットです。


カードはメリットよりもデメリットが多い

 

一方でカードローンやクレジットカードにはデメリットが多いことも事実ですが、デメリットの話をする前に以下の点を確認しておきます。
現在、カードローンを取り扱う銀行に於いては、企業の金余りで貸し出しが伸びず本業では余り儲かっていません。その中でカードローン事業は黒字を確保している数少ないセグメントなのです。また、消費者金融会社は過払い金問題と総量規制で全体的には元気はありませんが、カードローン事業自体が赤字になっている訳ではありません。
つまり、カードローンを取り扱う銀行も消費者金融会社も儲かっていますし、クレジットカード会社も同様に儲かっています。
そんなにカードを取り扱う会社が儲かる中で、果たして利用者も儲かるのでしょうか?
勿論、ビジネスに於いてはウイン・ウインの関係が成り立つ場合も多いですが、カードローンやクレジットカード事業に於いては利用者も儲かるか否かははなはだ疑問です。

また、特に、最近は利用者のデメリットも目立ちます。
それらのカードローンやクレジットカードのデメリットは使い方を誤ったことが原因ですが、そもそも、誤った使い方をしていることに気が付いていないことが問題です。
例えば、カードローンやクレジットカードのリボ払いです。
リボ払いは毎月の支払額が一定になりますから利用者にとっては楽な支払い方法です。
ところが、カードローンのキャッシングを繰り返した場合や、クレジットカードでさらにショッピングをした場合は支払いを先延ばしにすることになりますから、金利負担額が増大し生活の収支が知らず知らずのうちに赤字化してしまうことに繋がります。
人生でお金の返済が忙しくなると心の余裕を失い、より大事なものを少しずつ失っていきます。

また、クレジットカードのデメリットとしては、つい現金払いをする時よりもたくさん買ってしまうことがあります。最近のコンビニやスーパー・デパートでは人の心理を読んだディスプレーをしていますので、本当は要らない物まで買ってしまう傾向が強いのです。一方、現金で買う場合は必要なものだけ買う傾向が強くなります。

そして、カードローンの最大のデメリットは金利が高いことで、現在のゼロ金利時代に於いても利用者が最も多い50万円~100万円に於いては年率15%前後の高金利になっています。もともと、カードローンは無担保ですから、あらかじめ貸し倒れが出ることを見込んでいます。その貸し倒れを見込んで金利を設定していますから、まじめに返済している利用者が返済していない人の金利を負担していいる構図なのです。
また、銀行は殆どコストゼロで調達したキャッシュを15%で貸し出す訳ですから、貸し倒れもを差し引いても儲かる商品なのです。
したがって、カードローンを長く借りている人は、貸し倒れの人の金利分を負担しているということを知らなければなりません。自己破産した人の話を聞くと、破産した金額の半分は金利の支払いだったと言う人も多いのです。

つまり、カードローンやクレジットカードの最大のデメリットは、普段は慎重で賢明なはずの人の金銭感覚をはマヒさせてしまうところにあると言えます。
確かにカードローンやクレジットカードが便利なことは間違いありませんが、便利ゆえにカードを使えばOKという安易にお金を借りる道が開かれていることや本来は使えるお金の範囲を超えている場合でも、カードローンやクレジットカードで簡単に充当してしまい自分の中のお金の規律が崩れてしまいます。
つまり、本当は自分のモノではないお金を自分のモノであるかのように錯覚させるのがカードローンやクレジットカードの恐ろしいところで、それらをもっと魅力的にするためにポイントやマイレージという仕掛けを頭の良い人が考え出しました。


カードを捨てて現金生活・カードは緊急用に取っておく

 

昔、学生時代に友人のアパートに行くと冷蔵庫の中にお金が入った封筒が数枚入れてありました。この封筒が何かを聞くと「親から送られた生活費を使い道ごとに分けて封筒に入れている」との答えでした。つまり、これが友人の生活の規律で収入の範囲内で生活をするという現金生活の原型でした。
それを思い出してカードの支払いに苦労している人は、一度、カードを捨てて現金生活に戻ってみては如何でしょうか?

カードローンやクレジットカードを使い自分の欲求を満たしてから払う生活から、現金の範囲内で生活し貯まったお金で欲しい物を買う生活です。今の現役世代の親の世代まではこの様な生活を送っていた筈で、それほど不都合がある訳ではありません。
そして、自分自身の規律として貯金ができるまでは、カードローンやクレジットカードは使わないのです。貯金ができればカードローンは必要ありませんし、クレジットカードを使っても支払いに困ることはありません。


債務整理すると保証人になれない?アパートや車のローン、奨学金など将来のライフプランにも影響する話
http://www.nottoworry-money.biz/entry/saimu_hosyounin