借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

借金するにも優先順位があることを知らない人が多い

「ボタンの掛け違い」はよくあることですが借金で「ボタンの掛け違い」をすると、
借金の完済が遅れるだけでなく人生を無駄にし場合によっては人生を棒に振ることにもなりかねません。この世の中はますます便利を追及する世の中になりつつありますが、便利なものほどコストが掛かるものです。
端的な例はカードローンですが、カードローンはネットで申し込み即日か翌日に銀行口座に振り込んで貰うこともできます。こんなに簡単にお金を調達する方法は他にはありません。しかしながら、ゼロ金利の世の中でカードローン金利は実質年率15%前後と法外です。したがって、カードローンを選ぶ前に他に選べる方策を考えることが重要です。


お金の借り方で人生に差がつく?注意したいこと
https://news.nifty.com/article/economy/stock/12101-27945/


宣伝の多いものに良いものは少ない現実

 

お金の世界で宣伝や推奨の多いものは果たして良いものなのでしょうか?
例えば、ネットでは盛んに高利回りが期待できる投資信託が宣伝され、証券会社の営業マンは自社の投資信託を一生懸命に推奨します。しかしながら、もともと、投資信託はハイリスク・ハイリターンの投資商品で、良いファンドもありますが元本割れのファンドも少なくありません。また、手数料が高いことも事実で、元本を割り込んでも手数料がバックされることはありません。つまり、投資信託は証券会社が最も儲かる商品ですが、必ずしも投資家が儲かる商品ではないのです。

一方で同じお金の世界で最も運用利回りが高いのはヘッジファンドですが、ヘッジファンドは一切、宣伝活動を行なっていません。一切、宣伝活動を行なっていないばかりか一般の人が申し込むこともできません。通常、コネクションがないとヘッジファンドに接触することさえできないのです。世界有数のヘッジファンドには口コミで富裕層からの申し込みが絶えないからです。
一方では高い広告宣伝費を掛け多くの営業マンを抱えて必死に営業活動している投資信託、他方、一切、広告宣伝することなく黙っていても申し込みが殺到するヘッジファンド、これが現実の世界なのです。

同様にカードローンはテレビを初めとする様々な媒体で宣伝されています。
メガバンクのカードローンはイメージキャラクターに有名タレントを起用し、カードローンを身近に感じて貰うことに躍起になっています。
しかしながら、銀行カードローンについても適用金利はべらぼうな金利で年率4%~14%などと表示されていますが、利用者最も多い50万円~100万円のキャッシングに於いては10%以上の金利が当たり前です。
現在、メガバンクはほとんどゼロ金利でいくらでも資金を調達できますから、貸し倒れのリスクがあるとはいえカードローンは濡れ手で粟のドル箱商品なのです。ですから、多額の広告宣伝費を掛けてカードローンの宣伝を続けています。


便利なものは使い方を誤ると凶器になる

 

多くの人にとってポピュラーなクレジットカードも使い方を誤ると凶器になります。
クレジットカードで支払うと実際に自分の口座からお金が引き落とされるのは翌月ですから、クレジットカードは金利ゼロで1ヶ月間お金が借りられしかもポイントまでつく便利なものです。
この様に翌月に一括払いにすれば金利はつかずクレジットカードは便利なものですが、
翌月の一括払いをリボルビング払いにすると事情は異なります。リボ払いは支払いを複数月に分割しますので月額の支払額は減りますが、支払額に高い金利が上乗せされますから総支払額は格段に多くなります。リボ払いは投資の世界でよく言われる「複利効果」の逆バージョンになるからです。

同様にカードローンも以下の様な使い方であれば便利なものかもしれません。
例えば、30日無利息の消費者金融会社のカードローンを借りて30日以内に返済することや、ボーナス前にカードローンでキャッシングして買い物しボーナスで一括返済するなどです。つまり、利用者も便利なところや有利なところだけ「良いとこ取り」する賢さが必要なのです。


借金にも優先順位がある

 

世の中に喜んでカードローンを作る人はいない訳で、作る人は様々な事情を抱えてカードローンを申し込んでいます。確かにカードローンは簡単な審査でスピーディーにお金を貸してくれます。誰にも知られることもありません。しかしながら、金利は法外な年率10%~15%の高金利です。

そこで、急にお金が必要になった時には一旦、立ち止まってゆっくり考えてみることが必要です。そのお金はいつまでに幾ら必要なのか、半分の金額では駄目なのかなどです。慌てて直ぐにカードローンを申し込む前に一旦、立ち止まってゆっくり考えてみると、金利の高いカードローンを申し込み前にいくつかの方策があることに気が付きます。


カードローンよりも先に考えるべき資金調達法

 

カードローン以外の資金調達法の1つ目は、生命保険を担保に保険会社からキャッシングする方法です。貯蓄型の生命保険など生命保険のタイプによっては、数十万円の融資を受けることができます。
2つ目は勤務先の社員融資制度を利用することです。ダメ元で会社の社員融資制度を確認すると良いでしょう。
3つ目は恥を忍んで親兄弟や義理の親兄弟・友人・上司などに頭を下げることです。
これは絶対嫌だという人は多いですが背に腹は代えられません。
4つ目は国の年金担保貸付制度と国の教育ローンです。これらは対象者は限られますが、この様な方法もあるのです。
5つ目は市区町村の生活福祉資金貸付制度で、都道府県社会福祉協議会が実施する公的融資・支援制度です。対象は市町村民税非課税世帯や障害者世帯・高齢者世帯に限られますが、金利は0~1.5%と非常に低金利で生活資金融資の上限は70万円で返済は最長3年となっています。

この様によく考えると誰でも資金調達法の3つや4つは直ぐに出て来ます。
急にお金が必要になった時は安易にカードローンに走らず、一度、立ち止まってゆっくり考えてみることが将来の自分を守ることに繋がります。安易にカードローンに走り積もり積もって多重債務に陥って、債務整理する人生よりは遥かに確実な道と考えられます。


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