借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

貯金ができない人の老後はカードローンに追われる生活が待っている

少子高齢化高齢者が増えているからでしょうか?あるいは、団塊の世代後期高齢者入りするからでしょうか?最近、高齢者向けのカードローンの宣伝が目立ちます。
果たして、高齢者が金利の高いカードローンを借りて最後まで完済できるのか心配になります。最近、自己破産に占める高齢者の割合や高齢者の経済破たんが増えていますが、その背景に銀行カードローンや高齢者向けのカードローンがあることは間違いありません。アリとキリギリスではありませんが、貯金人生を歩んだ人と借金人生を歩んだ人の老後は大きく異なります。


貯金「100万の壁」にぶつかる人の共通点
残高0円からの貯蓄UP術 前編
http://president.jp/articles/-/23371

かんたん安心ローン・60歳~80歳の選べる2つのローン
http://www.fundex.co.jp/kojin/product/kantanplan/index.html?PHPSESSID=osk7nab5h33e740l4jc6759qr0


貯金の大小は収入だけでは決まらない

 

貯金をテーマにした本が数えきれないほど出版されている様に、これをやれば必ず貯金できるという様な貯金のコツの決定版はありません。ただ、収入が少なければ貯金が少なく、収入が多ければ貯金が多いという様な単純なものでもありません。
食べていくだけで精一杯というレベルは別ですが、平均的な収入で多額の貯金がある人もいれば無い人もいます。
また、収入を増やすことだけに終始する人が多い反面、長い目で見ると富と収入は別物という感じもします。要は計画的にこの分だけは貯金すると決めておき、長期間、継続できる人が貯金ができる人です。

その結果、年齢を重ねるに従いリカバリーが難しくなるのが貯金の世界です。20~30歳代での1,000万円の貯金の差はリカバリーできるかもしれませんが、60歳を超えて来ると1,000万円の貯金の差はリカバリー不可能かもしれません。その結果、貯金の無い人は老後にカードローンに手を出す場合も出て来るのです。


高齢者向けのカードローンが増える世の中

 

昨今の様な高齢者向けのカードローンが増える世の中が良い世の中である筈はありませんが、金融業者側にとればビジネスチャンスの無いところに投資をする筈はありません。現在はゼロ金利時代真っただ中ですが、年率10%を超える高金利高齢者向けのカードローン事業が儲かる時代なのです。
つまり、持つ者と持たざる者の格差がもはやリカバリーできない世代である60歳以降の世代に於いては、一方で一代では使い切れないほどの資産を築いた人もいれば、60歳を超えてからカードローンに頼らなければならない人も増えている訳です。


高齢者向けカードローンは危険が一杯

 

高齢者がカードローンに頼らざるを得ない要因は人様々でいろいろ考えられますが、主な要因を拾ってみますと以下の要因に集約されます。

生活費のために
急な医療費にお金が必要
アパートの入居費用
老人ホームの入居費用
自宅の修理や改築費用
自宅をバリアフリーにしたい
介護しやすい家にしたい
いつでも使えるカードを作りたい
一般のカードローンを断られた

しかしながら、高齢者向けカードローンが融資条件などで高齢者を優遇しているなら理解できますが、金利や融資条件などで高齢者を優遇しているカードローンは見当たりません。むしろ、銀行カードローンに見られる傾向としては、収入が無い高齢者にカードローンを簡単に融資するなどのモラルハザードが起きていることです。
通常は収入の無い高齢者がカードローンの審査に落ちることで結果的に破産を免れることもありますが、今、銀行が行っていることは全く逆の行動で実質的にほとんど無審査で融資しています。また、ノンバンク系の貸金業者高齢者向けカードローンを強調していますが、金利は年率15%前後と条件面では全く優遇策は見られません。
結局、これらのカードローンは高齢者の審査のハードルが低いというだけで、中身は通常のカードローンと何も変わらないという「インチキローン」なのです。


高齢者のための総合的な相談窓口

 

従って、高齢者の立場から見ると、この様な高齢者向けカードローンに手を出すことは「アリ地獄」に落ちることと同じです。年金意外に大きな収入の無い大部分の高齢者にとり、年率15%前後の超高金利はとても払い切れるものではありません。
従って、間違っても高齢者向けカードローンに手を出すよりは、何もしないでじっと我慢する方が良い結果につながります。
或は、少なくともこの様な高齢者向けカードローンに手を出す前に、お金が必要になった原因を考えて以下の公的な高齢者のための相談窓口に相談しみては如何でしょうか。
何か解決の糸口が見つかるかもしれません。

福祉事務所
高齢者の生活全般に関することや老人ホームへの入所について相談を受けつけています。
地域包括支援センター
必要なサービスを包括的・継続的に調整する地域の拠点として高齢者の多様なニーズに総合的に対応しています。
保健所・保健センター
高齢者の健康、医療に関する相談を受けつけています。
街角の年金相談センター
来所による年金相談の専用窓口で電話での相談は行っていません。 
民生委員
高齢者の福祉に関して様々な相談に応じています。また、サービス窓口への紹介なども行っています。
高齢者見守り相談窓口設置事業
高齢者やその家族等からの相談を受けたり、地域と連携して高齢者の見守り等を行っています。
高齢者のための夜間安心電話・公益社団法人東京社会福祉士
高齢者やその家族の抱える保健や福祉に関わる心配ごとや悩みについて情報提供を行っています。
シルバー人材センター
一般的な会社勤務は難しいが健康で働く意欲がある60歳以上の方を対象に働く機会を提供しています。
区市町村社会福祉協議会
介護が必要な高齢者のいる世帯に、住宅改修・療養介護・福祉用具購入などの資金貸付けを行います。
福祉サービス総合支援事業相談窓口
判断能力が不十分なかたの権利擁護、成年後見制度の利用相談や福祉サービスの利用援助を実施します。
警視庁総合相談センター
高齢者に対する振り込め詐欺ヤミ金融悪質リフォーム悪徳商法など様々な相談に応じています。
高齢者被害110番・東京都消費生活総合センター
消費生活トラブルで困っている高齢者を対象に電話相談を行っています。
高齢消費者見守りホットライン・東京都消費生活総合センター
高齢者の身近にいる民生委員やケアマネジャーが地域で発見した高齢者被害についての通報や問い合わせを受け付けています。


良い借金・悪い借金とな何なのか?(住宅ローン・不動産投資)
http://www.asunarolife.net/entry/yoishakkin-waruishakkin