借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

債務整理・良い弁護士の見つけ方5つの常識

減り続けていた個人の自己破産申請件数が昨年から増加に転じていますが、増加のトレンドは今年も変わらず昨年よりも個人の自己破産申請件数は増加している模様です。
また、2014年の自己破産者に占める70歳以上の割合は全体の8.63%を占めており、
高齢者の自己破産申請も増えています。
その様な場合、一体、どの様にして良い弁護士を見つければ良いのでしょうか?
もともと、弁護士とは無縁の生活を送っていた人にとり、良い弁護士の見つけ方は債務整理手続の第一のハードルです。そこで、良い弁護士の見つけ方5つの常識をお話しします。


債務整理の受け付け開始 名義貸し被害弁護団「金融機関との交渉急務」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/147007


弁護士と弁護士事務所の数

 

2014年現在で全国の弁護士人口と司法書士人口は、弁護士35,045名・司法書士21,366名となっています。また、法律事務所数は6,024件・ 司法書士事務所数は8,204件が届けられています。したがって、仮に自己破産などの債務整理手続を行なう場合、
この中から自身にとって最適の弁護士事務所を見つけなければなりません。
それは、普通の生活を送っていた大多数の人にとっては簡単なことではありません。
それでは、一体、どの様にして自身に最適な弁護士や弁護士事務所を見つければ良いのでしょうか?以下で順に説明していきます。


弁護士事務所のシステム

 

一般的に弁護士事務と聞くと弁護士と数人の事務員がいる小規模な事務所を連想しますが、最近は弁護士を数十人も抱える大手弁護士事務所も増えてきました。
それらを区別する意味で、最近は弁護士事務所と弁護士法人という言い方も増えてきました。ただ、どちらにも共通して言えることは、表向きは刑事事件と民事事件の両方を取り扱っているということです。特に、大手弁護士法人の場合は、事務所内で刑事事件の担当弁護士と民事事件の担当弁護士を分けています。
一方、1人や数人の弁護士の事務所の場合は表向きは刑事事件と民事事件の両方を取り扱っているということになっていますが、実際には弁護士の得意分野に偏っている場合が多いのです。つまり、刑事事件の得意な弁護士事務所に民事事件を依頼した場合でも、よっぽどのことがない限り依頼を断られることはありませんがベターではありません。外科クリニックに風邪の患者が飛び込んだ場合でも、一応、診察してくれるのと同じです。
しかしながら、1人の弁護士が刑事事件と民事事件の両方を担当するのは、能力的にも物理的に難しいのが現状です。したがって、自己破産などの債務整理手続を依頼する場合には、民事事件が得意な弁護士を探すことが第一条件になります。

弁護士事務所には弁護士の他にパラリーガルと呼ばれる調査員がいます。
パラリーガルは弁護士の監督の下で定型的・限定的な法律業務を遂行することによって弁護士の業務を補助する者を意味しますが、具体的には弁護士の監督・指示の下で依頼内容の調査や確認作業を行ないます。自己破産などの債務整理手続に於いては、最初に事務所を訪れた時に面談するのはパラリーガルの場合が多いと言えます。
パラリーガルが出て来て借金の経緯や現在の状況などをヒアリングされる訳です。
そして、最後に弁護士が出て来て方針を決めたり契約を結ぶことになります。
債務整理手続を専門に行っている弁護士事務所では、パラリーガル司法書士の資格を持っている場合が少なくありません。また、弁護士を目指すパラリーガルも多いのです。ただ、一部の大手弁護士事務所に見られる傾向としては、パラリーガルに丸投げした様な事務所も見受けられます。
弁護士は大事な時だけ数分間顔を見せるだけで、大部分はパラリーガルが取り仕切るパターンです。債務整理手続が首尾よく進めばそれでも問題ないかもしれませんが、
依頼者が不満を抱く多くの弁護士事務所ではその様なケースが増えています。


債務整理手続に適した弁護士とは

 

それでは、債務整理手続に適した弁護士とは、どの様な条件を備えた弁護士でしょうか?まず、民事事件専門の弁護士でなければなりません。
上記の例でも示しました様に、刑事事件専門の弁護士であっても依頼されれば債務整理手続を受任する弁護士もいます。外科医でも一応、風邪の診察ができる様に、刑事事件専門の弁護士でも債務整理手続の代理人を受任することはできるからです。
しかしながら、依頼者から見るとスピーディーに最適な結果を求めますから、刑事事件専門の弁護士では物足りない場合が多くなってきます。
もう1つの条件は民事事件専門の弁護士の中で、債務整理手続を専門に行っている弁護士か得意にしている弁護士ということです。多くの民事事件を担当している中で債務整理手続を担当するのと、債務整理手続だけを担当するのとでは相当、違いが出て来る筈です。人間だれでも自身が得意な仕事は情熱を持って取り組めますが、不得手な仕事は適当に早く終わらせたいと思うのが本音です。
多くの場合、債務整理手続だけを専門に行っている弁護士は、その旨をハッキリとサイトに明記しています。


良い弁護士の見つけ方5つの常識

 

そこで、良い弁護士の見つけ方の具体策ですが、1つ目はインターネットで検索することが最も手っ取り早いことは言うまでもありません。「債務整理・弁護士」などと検索すれば、いくらでも弁護士事務所のサイトにアクセスできます。
そして、面倒でもそれぞれのサイトをじっくり読み込むことが大事です。
ただ、インターネットにアクセスできない人の場合は、役所の窓口や各地の弁護士会・法テラスなどに相談すると良いでしょう。

2つ目はインターネット検索などで3~4の弁護士事務所に絞り込むことです。
サイトの内容をじっくり読み込み、債務整理手続専門であるか・場所・費用・システム・雰囲気などで3~4の弁護士事務所に絞り込むことになります。

3つ目は無料電話相談に電話してみることです。実際に無料電話相談に電話してみると意外に色々なことが解ります。こちらの質問に電話相談員が適切に答えられるのか、サイトの内容と異なっていないのかなどが解ります。
また、サイトに記入されていないことがあれば電話で質問することも必要です。
一事が万事と言われる様に無料電話相談での対応や印象が、一般的なその事務所の評判と合致していることが多いのです。

4つ目は無料電話相談で良い印象の弁護士事務所にアポを入れて、実際に訪問しパラリーガルか弁護士に面談することです。もちろん、債務整理手続の相談では殆どの弁護士事務所で最初の面談は無料となっています。ただ、中には有料の事務所もありますので確認が必要ですが。

5つ目はその場で委任契約を結ばないことです。多くの弁護士事務所では最初の面談で委任契約を結ぼうとしますが、依頼者にとり急いで決める必要性は余りありませせん。
弁護士事務所から見ると、債務整理手続は儲けの薄い仕事ですから、手間暇を掛けたくないのが正直なところです。しかしながら、依頼者の立場は2つの事務所に絞って最終的に決めるくらいの余裕が必要です。
上記の手続を踏めば相当に高い確率で、債務整理手続専門の腕利き弁護士を見つけることができると確信します。


過払い金請求をすると、クレジットカードが作れない?利用中のカードはどうなる?
http://how2-inc.com/overpaying-money-a-credit-card-charge-2947