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借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

メガバンクの決算は伸び悩む中でカードローンは+8%の高い伸び

5月15日に三菱東京UFJフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループみずほフィナンシャルグループの3メガバンクグループは、前2017年3月期の連結決算と今2018年3月期の連結予想数字を発表しました。3グループの決算内容とカードローン事業の今後について考えます。


カードローン メガバンク3行の融資残高8%余増加
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170516/k10010982821000.html


メガバンク決算発表の内容

 

3メガバンクの決算発表内容は以下の通りですが、前2017年3月期決算は三井住友フィナンシャルグループが増収増益に対して、三菱東京UFJフィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループは増収減益でした。
一方、今2018年3月期は三菱東京UFJフィナンシャルグループが増収増益予想に対して、三井住友フィナンシャルグループみずほフィナンシャルグループは増収減益となっています。3メガバンクともに銀行部門は横這いの中で証券部門の減益が目立ちますが、いずれにしても、3メガバンクともに過去最高利益の8割以上の利益水準を保っていますので悪い決算内容ではありません。
只、マイナス金利の状態が長引くことが予想される中で、従来のビジネスモデルに限界が見え始めていると言えそうです。

決算データ (17/05/15)更新
三菱東京UFJフィナンシャルグループ(8306)
       18/03予(17/05/15)更新  17/03(16/05/16)更新  16/03(15/05/15)更新
経常収益 (百万円) 6,000,000 +0.3%     5,979,568  +4.6%     5,714,419  +1.3% 
経常利益 (百万円) 1,390,000 +2.1%     1,360,767 -11.6%     1,539,486 -10.1%
純利益 (百万円)   950,000 +2.5%       926,440  -2.6%      95,1402  -8.0%
一株利益 (円)     70.74               68.28           68.51

三井住友フィナンシャルグループ(8316)
       18/03予(17/05/15)更新  17/03(16/05/13)更新  16/03(15/05/13)更新 
経常収益 (百万円) 5,200,000  +1.3%     5,133,245  +7.6%     4,772,100  -1.6%
経常利益 (百万円) 1,000,000  -0.6%     1,005,855  +2.1%       985,284 -25.4%
純利益 (百万円)    630,000 -10.8%      706,519  +9.3%      646,687 -14.2%
一株利益 (円)       460.79          516.00          472.99

みずほフィナンシャルグループ(8411)
       18/03予(17/05/15)更新  17/03(16/05/13)更新  16/03(15/05/15)更新
経常収益 (百万円) 3,300,000 +0.2%      3,292,900  +2.4%    3,215,274  +1.1%
経常利益 (百万円)   790,000 +7.1%                    737,512 -26.1%             997,529  -1.3% 
純利益 (百万円)       550,000 -8.9%                     603,544 -10.0%             670,943  +9.6% 
一株利益 (円)               21.68                                   23.86                             26.94 


メガバンクカードローン融資残高は+8%の高い伸び

 

上記の様に3メガバンクの業績が伸び悩む中で、3メガバンクが15日に発表した今年3月末時点のカードローンの融資残高は以下の通りです。
三井住友銀行が約7,800億円億円・三菱東京UFJ銀行が約4,400億円・みずほ銀行が約4,100億円でいずれも1年前より増加し、3行を合わせた総額は約1兆6,300億円と1年で1,400億円増加し率にして8%余り増えています。
3メガバンクの業績が伸び悩む環境下で企業向けの融資が伸び悩む中、個人向けのカードローンは突出した伸びを見せていると言えます。


カードローンに替わる新個人向け融資へ集中すべき

 

今後、中長期的に見て金利が上昇しない限り、メガバンクの業績が大きく回復することは見込めません。しかしながら、現在のメガバンク証券業務投資銀行業務などからの手数料収入で、収益的には高い水準を保っていることは間違いありません。
そこで、現在の様にメガバンクに体力が残っている間に、現在の個人向けカードローンの様なマイナスイメージの事業からは撤退するべきです。
そして、現在の個人向けカードローンに替わる新しいコンセプトの個人向け融資商品を開発して貰いたいものです。勿論、現在の個人向けカードローンよりも大幅に金利が低く、多くの多重債務者を生む様な商品ではありません。そして、現在のコンセプトのカードローンは、傘下の消費者金融会社に任せれば良いのです。

 

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