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借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

銀行カードローンで多重債務に陥る構図

借金の残高が年収の3分の1以内に収まっていれば多重債務とは言えませんが、銀行の「おまとめローン」がきっかけで多重債務に陥るケースも増えています。
顧客サービスという建前の「おまとめローン」がきっかけで多重債務を増やしているとすれば、銀行は業務の見直しを行なわなければなりません。銀行の「おまとめローン」がきっかけで多重債務に陥る構図を調べてみました。


銀行のおまとめローンが「抜け穴」に 借金再び可能
http://www.asahi.com/articles/ASK523TJ8K52ULFA00J.html


これだけある限度額の大きい銀行のおまとめローン

 

そもそも、銀行のローン審査に於いては、他行でローンを組んでいることは大きなマイナス要因になるのが普通です。他行で既に借金している訳ですから審査ポイントが上がる筈はありません。ところが、多くの銀行が手掛ける「おまとめローン」は、他行のローンや消費者金融会社のカードローンを自行のローンに一本化するものです。
したがって、「おまとめローン」の審査では他行で既に借金していることは大きなマイナス要因にはなりませんから、必然的に他のローンよりも審査のハードルは低くなります。

しかも、一部の銀行は「おまとめローン」と称して限度額の大きいカードローンの拡販に注力しています。極論すれば、総量規制の対象外の銀行カードローンは、表面的な審査をクリアすれば大きな金額の借金を簡単に認めてくれます。
その様な銀行の融資姿勢を見て消費者金融会社のカードローンで多重債務に苦しむ顧客が、一時しのぎに銀行の「おまとめローン」に殺到しています。
そこで、銀行カードローンや「おまとめローン」の限度額はどのくらいなのか、ネットで一部の銀行について調べてみました。特に、限度額の大きい銀行カードローンや「おまとめローン」は以下の通りです。

銀行名             実質年率            借入限度額
カードローン名称
住信SBIネット銀行         変動0.990%~7.990%  (最大)1,200万円
(MR.カードローン プレミアムコース)
京都銀行            変動3.675%~13.675% (最大)1,000万円
(フリーローングッドサポート)
紀陽銀行                                      変動3.800%~13.800%(最大)1,000万円
(おまとめローン)
北洋銀行                                      変動1.900%~14.700%(最大)1,000万円
(カードローンスーパーアルカ ※北海道エリア限定) 
みずほ銀行                                   変動3.000%~6.500% (最大)1,000万円
(カードローン「エグゼクティブプラン」)
りそな銀行           変動3.500%~12.475%(最大  )800万円
(りそなプレミアムカードローン) 
じぶん銀行                                  変動1.700%~12.500%(最大  )800万円
(カードローンau限定割借り換えコース) 
楽天銀行                                      変動1.900%~14.500%(最大)  800万円
(スーパーローン) 
オリックス銀行                           固定1.700%~17.800%(最大)  800万円
(カードローン) 
ソニー銀行                                  変動2.5%~13.8%    (最大)  800万円
(カードローン)
イオン銀行           変動3.8%~13.8%      (最大)  800万円
(カードローンBIG)
(上記の条件は日々、変更されておりますので、詳しくは当該銀行ホームページをご参照下さい)


銀行のおまとめローンが「抜け穴」になる構図

 

上記の様に一部の銀行を調べただけですが、銀行の「おまとめローン」の融資上限金額は800万円~1,000万円はザラです。したがって、過去に延滞や金融事故が無く審査に特に問題が無い人の場合、「おまとめローン」の審査をパスする可能性は低くはありません。ただし、一部の銀行では収入証明書などの年収を示す書類が必要となっています。

例えば、消費者金融会社のカードローンが年収の3分の1まで達し、これ以上キャッシングできない人がいるとします。その人は総量規制が適用される消費者金融会社やクレジットカード会社では、これ以上カードローンを組むことはできません。
しかしながら、総量規制が適用されない銀行の「おまとめローン」であれば、審査にパスすることも有り得ることです。その様な多重債務者は銀行の「おまとめローン」をキッチリ返済できない場合が出てきます。
その場合、銀行の「おまとめローン」が総量規制の対象外と判断されれば、再び消費者金融会社やクレジットカード会社で年収の3分の1までカードローンを組むこともできるのです。


銀行カードローンも総量規制に加えなければ何の意味も無い

 

上記の通り、銀行のおまとめローンが総量規制の「抜け穴」になっている構図は明らかで、銀行カードローンも総量規制に加えなければ貸金業法の意味が無くなってしまうことも考えられます。したがって、貸金業法を管轄している財務省金融庁は早急に検討するべきです。メガバンクの業績を気にしている余裕は巷にはありません。

 

カードローン実際に使ってみた。使い勝手は人それぞれ?
http://www.人気カードローン.net/%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0/%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%b3%e5%ae%9f%e9%9a%9b%e3%81%ab%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f%e3%80%82%e4%bd%bf%e3%81%84%e5%8b%9d%e6%89%8b%e3%81%af%e4%ba%ba%e3%81%9d/