借金を考察するブログ

「債務整理の森」の執筆担当が借金ニュースについて考察するブログ

自己破産を決断するなら早い方が良い

最初から返すつもりがなくて借金する人は余りいませんが、返しても返しても借金が減らない時に人はいつしか借金が返せなくなる日が来るのを予感します。
つまり、どこかで何らかの方策を講じなければ借金が減らないと気が付いたとすれば、
早く行動に移した方が良いに決まっています。
そこで、借金を減らすのか、或は、無くすのか早い決断が必要です。借金を減らすことと、借金を無くすことは次元が違う問題だからです。


借金を合法的に“チャラ”に、自己破産のほうが早く立ち直れるhttps://dot.asahi.com/aera/2017032800054.html


人はどうして借金するのか?

 

人が借金する理由は様々ですが、遡って思い出すと最初の1回目の借金は些細な理由で借金することが多いのではないでしょうか?
経済成長が続いていた時代に於いては給料やボーナスが右肩上がりで増えましたので、
給料やボーナスの先取りという気軽な感覚で借金をしたのかもしれません。
また、直ぐに全額返すつもりで借金した人も多い筈です。
ところが、最近の様な低成長時代に於いては、給料やボーナスの増加はなかなか見込めません。しかも、契約社員やアルバイトなどの非正規雇用の場合は将来、職を失っている可能性もあります。

ですので、この様な時代に借金するにはある程度の覚悟が必要かもしれませんが、いずれにしても、最初に借金する時には将来の生活を良くするつもりで借金した筈です。
しかしながら、どこかで歯車が狂い始め借金によって生活が悪くなっていきます。
この時に何らかの方策を講じないと、やがて、只の借金が多重債務になって生活そのものを根底から揺さぶり始めます。そこで、借金に対する方策ですが、2つの方策のどちらを選ぶか最初に決断した方が良いのです。


借金を減らすための選択肢

 

借金を減らすにはいくつかの方策があります。
1つ目は収入を増やすことです。
本業を頑張ったり副業を行ない収入を増やすことができれば、借金の返済が楽になることは小学生でも解ることです。

2つ目は借り換えです。
金利の高い業者から低い業者へ借り換えすることや、借入年数を長くして毎月の返済額を減らすことができます。また、複数の業者の借金を1つにまとめることなどが考えられます。

3つ目は誰かを頼ることです。
最終的に多重債務に陥らなかった人の何割かは家族や親戚・知人の世話になった筈です。また、経営者や上司・社内融資に助けられた人も多いと考えられます。

4つ目は債務整理で任意整理手続や個人再生手続・自己破産手続がありますが、これらの債務整理手続は弁護士や司法書士などの専門家に相談した方が良いと言えます。
ただ、債務整理手続の中で自己破産手続だけは他の債務整理と根本から違っています。


借金を無くす方法は自己破産しかない

 

上記の借金を減らすための選択肢は、いずれにしても、時間を掛けて借金を返済する方法です。一方で究極の債務整理手続と言える自己破産は借金を無くす唯一の方法です。
自己破産が認められれば全ての債務が免除され借金はゼロになります。
その結果、これまで借金に追われていた債務者は、借金生活をリセットし新たな生活に挑戦できます。

上記の様に借金を減らすための選択肢を選ぶか、借金を無くす選択肢である自己破産を選ぶかは最終的には本人の選択です。もちろん、債務整理手続を弁護士や司法書士などの専門家に依頼した場合は専門家のアドバイスを聞かなければなりません。
しかしながら、最終的な決断は本人次第です。

まだまだ、世の中には自己破産に対する抵抗感や誤解が残っていますが、実際に自己破産した人に言わせると「こんな簡単に自己破産できるのか」というのが本音の様です。
現実問題として自己破産が認められるにはいくつかのハードルがありますが、申請者の8割~9割の人の自己破産が認められているのは事実です。
つまり、決断さえすれば自己破産を難しくはないのです。ただ、本人が自己破産を理解し最終的に決断しなければなりません。


実際よりも金持ちに見せる生活から貧乏に見せる生活への転換を決断すること

 

自己破産を決断するにはいくつかの覚悟が必要ですが、最も大事な覚悟は実際よりも金持ちに見せる生活から貧乏に見せる生活への転換ではないでしょうか?
社会的に多くの人は自分を実際よりも良く見せようとします。
化粧や身だしなみは自分を実際よりも良く見せようとする基本なのかもしれません。
また、少しでも良い場所に良い家を建て良い車に乗る様な当たり前のことですが、よく考えると自分を実際よりも金持ちに見せる生活と言えなくもありません。

もちろん、多くの人は自分ができることの限界を知っていますから、ミエを張りながらもバランスを取った生活をしています。ところが、借金の返済に行き詰まった人は、ある意味でミエ張りのバランスを失った人と言えます。多かれ少なかれミエを張り過ぎた結果が借金の増加に繋がった筈だからです。

その様な人が自己破産を選択するということは、それまでのミエ張りの生活から脱することを意味します。ある意味で自己破産は、約束を守れなかった破産者というレッテルを認めることだからです。つまり、自己破産者がいくらミエを張っても誰も信用してくれないということです。

それならば、自己破産して実際よりも貧乏に見せる生活へ転換してみては如何でしょうか?それまでミエ張りの生活をしていた人が、ミエを張る必要が無くなると何と楽な生活でしょうか?多くの人はそう実感する筈です。
そして、実際よりも貧乏に見せる生活を続けていくと、お金の負担感も次第に減っていきます。また、少しづつお金が貯まることに気が付くでしょう。
これまで、お付き合いと称して如何に多くの無駄な出費をしていたことか気が付く筈です。いずれにしても自己破産を決断するなら早い方が良いことは間違い無いことです。


自己破産者増!銀行カードローンによる過剰融資のカラクリ:クローズアップ現代
http://www.nanigoto.net/entry/2017/04/13/093848